ノアvsヴォクシー リセール最強は?リセール率111%超の実例で徹底比較!

ノアvsヴォクシー リセール最強は?リセール率111%超の実例で徹底比較!

2025年10月31日

トヨタの人気ミニバン「ノア」と「ヴォクシー」。ファミリー層を中心に絶大な支持を集めていますが、「結局、売る時に高く売れるのはどっち?」と、将来の資産価値まで考えて迷っている方も多いのではないでしょうか。

「デザインはヴォクシーが好きだけど、リセールが良いならノアも…」
「ハイブリッドは高いけど、売る時も高いならアリかも?」

この記事では、数多くのノア・ヴォクシーの取引実績を持つ「セルカ」が、2024年の実際の落札データを基に、両車種のリセールバリューを徹底比較します。

この記事を読めば、どちらの車種があなたにとって経済合理性の高い選択なのかが明確になり、後悔しないクルマ選びができるようになります。

リセールが強かったのは「ヴォクシー」!その理由とは?

2023年式の同等グレードで比較した場合、リセールバリューはヴォクシーに軍配が上がりました。ヴォクシーはなぜリセールが高いのか、実際のデータと共にその理由を深掘りしていきましょう。

【データ比較】ノアとヴォクシーの最新リセール率を公開

実際のオークションでの落札価格を見ると、その差は歴然です。

車種

グレード

年式

走行距離

新車価格(目安)

落札価格

リセール率

トヨタ ノア

Z

2023年

9,040km

367万円~

346万円

約94%

トヨタ ヴォクシー

SZ

2023年

6,604km

366万円~

392万円

約107%

驚くべきことに、ヴォクシーは**新車価格を超える107%という驚異的なリセール率を記録しました。ノアの94%という数値も非常に高い水準ですが、直接比較ではヴォクシーの人気が際立つ結果となっています。

なぜヴォクシーはリセールが高いのか?プロが考察する理由

ヴォクシーの高いリセールバリューは、その巧みなブランディング戦略にあります。CMなどで打ち出された「カッコいいお父さんが乗るクルマ」というイメージが市場に浸透し、歴代モデルを通じて「走りやデザインを重視する層」からの強い支持を獲得。押し出しの強いフロントマスクやエアロパーツが標準で装着されるグレード設定も、このイメージを後押しし、中古車市場での高い需要に繋がっています。

ガソリン vs ハイブリッド、買うならどっち?リセールを徹底解剖

次に、購入時に最も迷うポイントの一つである「ガソリン車」と「ハイブリッド車」のリセールについて、車種別に比較します。

【ノア編】驚異のリセール率111%!海外需要でハイブリッドが圧勝

ノアでは、ハイブリッド車がガソリン車のリセールを大きく上回りました。

車種(ノア)

モデル

新車価格(目安)

落札価格

リセール率

ガソリン車

Z

367万円~

346万円

約94%

ハイブリッド車

ハイブリッドSZ

402万円~

448万円

約111%

ハイブリッド車は新車価格が約40万円高いにもかかわらず、それを上回る価格で落札されています。これは、燃費の良さに加え、シンガポールなど海外での日本産ハイブリッド車への非常に高い需要が影響しています。

【ヴォクシー編】生産停止で価格高騰!走行距離が多くてもハイブリッドが高価値

ヴォクシーでも、ハイブリッド車がガソリン車を上回る結果に。特筆すべきは、走行距離に大きな差があるにもかかわらず、高いリセール率を維持している点です。

車種(ヴォクシー)

モデル

走行距離

新車価格(目安)

落札価格

リセール率

ガソリン車

SZ

6,604km

366万円~

392万円

約107%

ハイブリッド車

ハイブリッドSZ

29,485km

387万円~

423万円

約109%

なんと、走行距離が29,000kmを超えているにもかかわらず、リセール率は109%を記録。これは、ヴォクシーのハイブリッドモデルが2024年分の生産が終了していることが大きく影響しています。手に入れたくても新車で買えない状況が、中古車相場を異常なまでに高騰させているのです。

これを選べば間違いない!リセール価値を高める3つのポイント

車種やグレードだけでなく、いくつかのポイントを押さえることで、リセール価値はさらに高まります。

ポイント1:色は「パールホワイト」か「ブラック」の2択

国内外を問わず、最も需要が高いのは「パールホワイト」と「ブラック」の2色です。この2色を選ぶだけで、他の色(特にグレーなど)と比較して数万円以上も買取価格に差が出ることがあります。リセールを意識するなら、この2色を選んでおくのが賢明です。

ポイント2:必須級!リセールで有利になる人気オプション

以下のオプションは中古車市場での需要が高く、査定額アップに直結します。

  • 両側パワースライドドア:ファミリー層には必須の装備。
  • サンルーフ(ムーンルーフ):開放感があり、特に海外で人気が高いオプション。
  • ディスプレイオーディオPlus:大画面ナビは中古車としての魅力を大きく高めます。
  • モデリスタエアロパーツ:特にヴォクシーの持つ「カッコいい」イメージを強調し、査定にプラスに働きます。

ポイント3:走行距離と年式

言うまでもありませんが、年式が新しく、走行距離が短いほどリセールは高くなります。一般的に、年間走行距離1万kmが目安とされています。

年式、走行距離ともに、「次の大台」に上ることで、価値が下がりやすくなります。例えば、19,000kmと20,000kmでは1,000kmしか走行距離が変わらないのにもかかわらず、価格がぐっと下がりやすくなります。乗り換えのタイミングが合えばですが、こうした節目を狙って売るとお得といえるでしょう。

2025年以降の相場は?ノア・ヴォクシー売却のベストタイミング

ここまで驚異的なリセール価値を解説してきましたが、最後に重要な注意点をお伝えします。

買取相場はすでに下落傾向に

実は、2024年の9月~10月頃から、ノア・ヴォクシー全体の買取相場は下がり傾向にあります。現在はまだ高水準を維持していますが、このトレンドは見過ごせません。

結論:価値が落ちる前の「今」が売り時!

今後、新型の発売などによってより価値の高いモデルの供給が始まると、中古車市場の需給バランスが変わり、相場がさらに下落する可能性があります。

もし、あなたがノア・ヴォクシーの売却を少しでも検討しているのであれば、相場が大きく落ち込む前の、できるだけ早いタイミングで行動を起こすことをおすすめします。

まとめ

今回は、ノアとヴォクシーのリセールバリューについて徹底比較しました。

  • 総合的なリセールは「ヴォクシー」が優勢。
  • ガソリンより「ハイブリッド」の方が圧倒的にリセールが高い。
  • ボディカラーは「パールホワイト」か「ブラック」を選ぶと有利。
  • 相場は下落傾向にあり、売却を検討するなら「今」がチャンス。

あなたのカーライフにとって最適な選択をするための参考になれば幸いです。

この記事の比較情報は、下記動画でもご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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