テラノの概要

  日産・テラノは1986年から2002年まで生産・販売していたSUVです。   日本及び東南アジアを除く地域では「パスファインダー」を名乗り、2002年の国内生産終了後も新型へとモデルチェンジし、継続生産されています。 テラノの車名の由来はラテン語で「Terrano（＝地球）」から来ており、 「地球のすべての道を自由に駆け巡るクルマ」を表現しています。ダットサンピックアップをベースに開発されたSUVで、オンロードの使い勝手も重視しつつ、リヤサスペンションはサファリと同様ものが採用され、エンジンはディーゼルのみで破走性も高くなっています。そのためオフロードカーとしても優秀です。 2002年に排ガス規制などの影響を受け国内での生産終了。国内での後継車種は実質的にはムラーノでしたが、ムラーノも2015年に販売終了となりました。  

テラノの買取、下取り査定で押させるポイント

  日産・テラノの中古車は15年以上経った今でも価値が高く、高額買取が狙いやすい車種です。耐久性が高く、破走性も高くオフロード利用もできるため、海外でも需要が高いです。よほどの腐食などがない限りは廃車になることはないでしょう。色の影響は少なく、最も高額なのはMTのディーゼル2700ccです。走行距離は12万kmあたりが海外輸出ラインの目安となりますが、逆にそのラインを超えたテラノを欲しがる日本人もいるため、一概には言えません。また、古い型の方が相場が安定して高く、逆に新しいものだと10万円を切るようなこともあります。まずは買取店を複数社あたりましょう。業者によってかなり価格も変わる可能性があるので、納得のいく金額になるまで粘りましょう。